行政書士試験の模試活用方法【合格者の失敗談】

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こんにちは!行政書士のマツモトです。

本日は行政書士試験についてのお話。

模試ってもう受けましたか?

私も受験生時代に模試を受けたのですが、活用方法についてちょっと自分的にダメだったなと反省するところがありまして…

結果的に本試験に合格できたからよかったのですが、これを読んでくれているあなたが私と同じ間違いをしないようにお節介ながら私の反省点を書いていきたいと思います。

私は昨年(2024年)の行政書士試験に独学初受験で合格し、現在行政書士として働いている者です。

参考になれば幸いです。

目次

利用した模試

行政書士試験の模試といっても、種類があります。

私は本屋さんなどで売っている市販模試と、予備校が出しているものという風に分けて考えていました。

市販模試のいいところは、安くて入手性がいい点。

予備校模試のいいところは、模試の順位や分析をしてくれる点です。

私が利用したのは市販模試だと出る順の模試ですね。

これを選んだ理由ですが、私がメインに勉強していたのが合格革命の肢別本だったため、ウォーク問で有名な出る順のものを選んだというだけです。

予備校系の模試だと、東京リーガルマインド(LEC)の模試パックを購入しました。

私が選んだものは全7回のタイプのもので、結構なボリュームがありましたね。

それぞれについて、詳しく書いていこうと思います。

出る順模試

3回分の模試が入っています。

LECの模試の申し込みはすでに決めていたので、申込期間までに使う予定で購入しました。

ただ、後述するのですがLECの模試は到達度確認模試からスタートしますので、難易度的にはこの出る順模試の方が難しいです。

到達度確認模試は本当に到達度を確認する内容の模試になっているので、本試験と比べても簡単なんですよね。

市販模試については、本試験と比べても難易度は変わらない印象でした。

なので、この出る順模試をおすすめできる人としては、予備校系の模試を購入しない人におすすめかなと思います。

模試を何回受ければいいか、ということなんですが、私的には5回も受ければ十分かなと振り返ってみて思います。

だいたいこのような市販模試は3回分入っていることが多いです。

なので、この出る順模試+何かほかの市販模試をやってみると、回数分はこなせると思います。

これ以上になると、復習に時間を取られすぎてしまうので、効率が悪くなってしまうかなと思います。

LEC模試パック

私はLECの模試パックを購入しました。

なぜこれを選んだのかというところなのですが、単純に購入者が多いからです。

というのも、行政書士試験の合格率は10%前後ですので受験者が多い模試で上位10%にどれだけ近づけているか、というのが指標になると思ったからです。

なぜLECの模試パックを選ぶ受験生が多いのかという点ですが、分析がかなり詳細なんですよね。

全体としての点数の順位や法令科目での順位はもちろん、問題ごとに間違えた人が多いのかどうかなどいろいろと参考にできるところがあります。

例えばなのですが、自分が間違えた問題を正答している受験生が多いとなれば、それが全体との差になってしまうわけです。

明確に自分の弱点を知ることができます。

逆に、自分も間違えてほかの受験生も間違っているという場合、そこまで全体との差は開きませんので、深追いする必要のない問題と考えることもできます。

もちろん、間違えた問題を復習することは大切ですが、どの科目にどのくらい時間を使うのかということは社会人受験生としては時間のやりくりが大事になってきますので見極める必要があります。

そういった見極めにも使える模試なんですよね。

私の模試失敗談

冒頭でも書きましたが、私は模試の使い方がイマイチだったなぁ…と反省するところがあります。

その点について書いていきますね。

まず、模試の結果に一喜一憂してしまったこと。

気を付けていたのですが、できていなかったことですね。

私は出る順の模試を受験した際、まだ肢別の周回もそこまでしていなかった時期でしたので、点数があまりよくなくて焦っていました。

そこにLECの到達度確認模試を受験したところ、かなり良い点数で、今度は油断してしまったんですよね。

ちょうど仕事が忙しくなった時期でもあったので、2か月間ほど勉強しない期間ができてしまいました。

完全に中弛みですね。

なので、LEC模試を検討されている方は、到達度確認模試の点数が良くても絶対に油断しないでください。

記述抜きで200点とか取れちゃうくらいの難易度です。

文字通り、到達度を図ることが目的の模試ですので、これの点数の良しあしで合格できるとかできないとかっていう模試ではないのです。

LEC模試は例年でいうと、到達度確認模試が2回のあと、公開模試があるのですが、公開模試になると本試験くらいの難易度になってくるので、良い点数で喜ぶならば公開模試からにしましょう。

次に、在宅受験を選んでしまったこと。

私の住む地方から会場が遠かったこともあって、私は在宅で受験したんですよね。

LECの模試は会場受験も選べるので、会場に行ける人は絶対会場で受験した方がいいです。

在宅受験だと締め切りに間に合わなかったということもありますが、会場受験であれば絶対行かなきゃいけないので中弛み対策にもいいと思います。

また、本番と似た空気間の中で受験できますので、単純に場慣れしてきます。

会場が遠くて厳しいという人も、もし金銭的に余裕がある方は、近場のホテルを予約してでも会場受験を検討する価値はあると思います。

まとめ

私の経験からのおすすめプランとしては、市販模試を購入する場合、2つ購入して計画的にやることをお勧めします。

例えば、2週間に1回模試をやるとして、模試をやった週は模試の見直しにあてる。

そうすると2つ購入すればだいたい6回分ほどなので本試験の3か月よりちょっと前から始めればこなせる量かなと思います。

市販模試より値段が高くても合格率を上げたいという方にはLECの模試パックは非常におすすめです。

LEC模試を利用する場合は、会場受験がおすすめですが、どうしても在宅でないとできないなら中弛みに気を付けつつ締め切りを守って分析を活用するようにしましょう。

模試については、まだまだ書きたいことがありますので、また今度ほかの記事でも書こうと思います。

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