こんにちは!行政書士のマツモトです。
本日はキーボードのお話。
というのも、このブログをやり始めて、外出先で時間がある時にiPadを使って記事を書けないものかと試していました。
私は行政書士試験もiPadを使って勉強していたので、常にiPadを持ち歩く生活に慣れていましたし…
しかし、iPadのディスプレイに表示されるキーボードではやはり打ちづらい。
また、ケース一体型のキーボードもありますが常に必要なわけでもないため、キーボードを使わないときはカバー自体が邪魔になりそうな上に純正は結構高い。
というわけで単体でコンパクトな持ち歩きに便利なキーボードを探していました。
私的、持ち歩きキーボードに求める条件
私は欲しいものがある時で商品まで決まっていない時は、必要な条件から考えるようにしています。
そこで今回も持ち歩き用のキーボードについて求める条件から考えました。
- コンパクトで軽量であること
- タイピング音が静かであること
- Bluetooth接続ができること
- デバイスを簡単に切り替えられること
まず、コンパクトである必要があります。
理想的には、苦も無くバッグに入れておけて、少し時間ができた時に記事を書けるような使い方がしたいです。
また、タイピング音が静かであることも外せません。
執筆作業をするとなるとカフェ等が考えられるわけですが、そういう場所でカタカタ大きい音を鳴らすわけにはいかないかなと…
ただこれは静音を追及すると本体の中に反響を防止するための素材が必要になるので軽量との両立が難しくはなります。
簡単にいうとただの箱にキーがついているとして、叩けば反響しますよね。
でも箱の中にキーを受け止めるゴム板があったらどうでしょうか。反響音や打音はおさえられますよね。
静かになるけど材料が増える分重くなるということです。
次にBluetooth接続ができること。
有線だとスペースを取りますし、ケーブルを繋ぐというストレスのせいで結局使わなくなりそう。
ただ、レシーバーを使った接続だと外では接続部分が怖いのでBluetooth接続の方が安心かなと思います。
デバイスを簡単に切り替えられることというのは、iPadだけでなく、状況によってはスマホとも繋げられて、簡単に切り替えられれば便利だと思いましたので条件に加えました。
キーボードを選ぶときに条件に入りそうな打鍵感や打ちやすさは、今回は条件に入れませんでした。
なぜかというと、分割キーボードでもない限り、コンパクトなキーボードを探すという目的がある以上、両立は厳しいかなと思ったからです。
優先順位的には、コンパクト=Bluetooth>静音>軽量>接続切り替えという感じ。
さて、このようなキーボードがあるのかというところですが、先日家電量販店で仕事用のUSBを探している時にたまたま条件に合いそうなキーボードを見つけました。
それが今回紹介するLogicoolのPebble Keys 2 K380sです。
Pebble Keys 2 K380sのスペック
さて、スペックを見ていきましょう。ロジクールの公式サイトの数値を引用します。
サイズ | 高さ124×幅279×厚16㎜ |
---|---|
重量 | 415g(電池含む) |
カスタマイズアプリ | Logi Options+ |
接続 | Bluetooth Low Energyテクノロジー Logi Bolt USBレシーバー(別売)対応 |
電池 | 単4アルカリ×2本 電池寿命36ヶ月※使用状況による |
何よりも幅ですね。
私の使っているiPad Proの12.9インチの長辺が約280.6㎜なので、サイズ感が本当にちょうどいいです。

重さも電池を含んで400gと少し。
モバイルバッテリーよりは重いけど、Apple公式のMagic Keyboardが軽いもので400gほど、重いものになると700gほどですので、キーボードとして考えれば重くもないかなと思います。
実際に、普段使っているバッグに入れて持ち運んでみましたが手持ち鞄だと重さが増えた感じはしますが、ショルダーバックならそこまで気になりませんでした。
すごく軽いというわけではないですが、その分タイピング音が静かなら全然いいです。
カスタマイズアプリにも対応しているのは嬉しいですね。
自作キーボードでよくあるようなゴリゴリのカスタマイズは厳しいと思いますが、fnキーのカスタマイズができるみたいです。※まだ試していません。
ちなみに、カスタマイズアプリはMX Master 3sで紹介したアプリと同じものです。

充電式ではありませんが、単4電池2本で使用環境にもよりますが36ヶ月ということで、かなりの長寿命です。
正直、3年も経てば電池の寿命より先に新しいキーボードに目移りする人も多いでしょう。
Pebble Keys 2 K380sの製品概要
私が購入したキーボードを画像で見せていきますね。

箱はLogicoolらしいシンプルなパッケージ。

本体はこんな感じ。キーが丸形でかわいらしいですが、好みがわかれるところですね。
本体側面はオンオフスイッチがあります。
このオンオフスイッチが使いやすくて個人的にはすごく助かります。
バッグに入れて持ち運ぶことを想定していますので、スイッチをオフにできればバッグの中で意図せずにキーが押されて…というのを気にしなくて済みます。

裏面は四隅にクッションがついていて、電池カバーがあります。
Pebble Keys 2 K380sを使ってみた感想
それでは感想を書いていきますね。
まず、一番の優先事項だったサイズと重量。
これはどちらも許容範囲です。
サイズとしては分割できるキーボードや折りたたみ式のキーボードよりどうしても大きくなりますが、分割式キーボードで無線のものとなると探すのが難しいです(自作キーボードとして販売されているものもありますが人気が高くなかなか買えません)
折りたたみ式のキーボードについては、私も1度購入したことがあるのですが、確かに携帯性は素晴らしいけど打ちづらすぎて結局使わなくなりました。
タイピング音については、かなり静かです。
一般的なノートPCと比べても全然静かです。
重量がとても軽いとは言えない分、これだけ静かなら満足ですね。
接続はBluetoothでもいけますし、PCで使う予定もある人でLogiVoltを導入している人であれば、K380sも対応しているので嬉しい人は多いでしょう。
私はiPadかiPhoneで使おうと思っていますので、Bluetoothで接続できれば十分です。
iPadと繋げていますが、しばらく使っていなくても触ってすぐ接続される印象で、接続は良好です。
デバイスの登録は3台までできるし、本体左上のボタンを使ってスムーズに切り替えられます。
タイピングのしやすさについては、小型キーボードな上にキーが丸型ですので、タイプミスというよりは自分の感覚とずれている箇所があるかなと言った感じ。
薄いので強く叩けば底打ち感はあります。
軽くタイピングする分には薄いながらもむにゅっとした感覚があります。
打鍵感は意外と悪くありません。
私のブログではキーボードを紹介する時はタイピング練習でお世話になった寿司打のスコアを乗せるようにしているのですが

普段が5,000円分の得でキータイプ数が5.1回/秒程度ですので、スコアも悪くありません。
デメリットとしては、コンパクトなキーボードを持ち運ぶという目的上仕方ないですが、テンキーはついていないので数字を多く打つような記事では、やはり効率は落ちますね。
これでテンキーまで持ち運ぶくらいなら大人しく自宅で記事を書いた方がいいでしょう。
ちなみにこの記事は、今回紹介したPebble Keys 2 K380sを使用してiPadで書きました。
意外にもストレスは大きくなく、十分に実用に耐える製品だと思います。
私と同じように、普段ノートPCまで持ち運びたくないけど、ちょっとした隙間時間にメールの返信をしなきゃいけないとかキーボードを使った作業をしたいという人にはとてもおすすめの製品です。
また、私の主目的が持ち運ぶことだったので触れませんでしたが、持ち運びをしない人であってもデスク上をスッキリ使いたい人やそもそもデスクが広くない人、資料を広げなければいけないため頻繁にキーボードを退ける人などにもすごくおすすめです。
ぜひ導入を検討してみてください。
