こんにちは!マツモトです。
本日は趣味の観葉植物についてのお話。
まだ7月初旬というのに直射日光がやたらと厳しいですよね。
葉焼けのリスクがあるので外管理から部屋管理に切り替える人も多いと思います。
そんなとき、アガベを部屋で育成するなら必要になるのが育成ライト。
以前もブリムのパネルAという商品をレビューしました。

このパネルAもすごくいいライトなのですが、調光ができない…
パネルAより金額が高くなってもいいから調光できるライトがないかなーと探してみたところ、同じブリムのライトで調光できるものを見つけたので、今回購入しました。
Brim PANEL Xの製品概要
まずはスペックについて軽く紹介しておきますね。
パネルXはパネルA同様、1枚のパネルにLEDライトが敷き詰められたような形状をしている植物育成ライトです。

まず外箱からして結構大きいですね。
スペックを公式より引用します。
消費電力 | Max 100W |
光源 | SAMSUNG LM301H |
寸法・重量 | L29.4×W27.0×H4.8㎝・1.72㎏ |
調光機能 | 無段階調光 15~100% |
サムスンの園芸専用LEDチップであるLM301Hを搭載し、無段階での調光が可能なパネルライトです。
現状(2025年7月現在)、1万円ちょっとで購入できるパネル型LEDとしては最上級のスペックではないかと思います。
もちろん高額なパネルライトでこれを超えるものはあるでしょうが、消費電力的にも製品価格的にも個人的な趣味の範囲で手を出そうと思う人はあまりいないんじゃないかな。

梱包もこんな感じでかなり頑丈に守られています。
通販で購入しても、これならある程度は安心ですね。

LEDの配置も、かなり工夫されていて、パネルライトの弱点である「パネル周辺の光量が弱くなる」という点に対し、周辺に集中してチップを配置することにより対策がされています。

上部はこんな感じ。つまみがついていて、15%~100%の間で無段階で調整できます。

付属品としてフックワイヤーなど本体を吊り下げるために使うものが同梱されています。
商品内容としては
- ライト本体×1
- フックワイヤー×2本セット
- ロープラチェット×2本セット
- 取扱説明書
- 保証カード
となっています。
保証は注文日より2年間という長期保証な点もかなり評価できますよね(上から目線みたいな書き方になってすみません…)
Brim PANEL Xを使ってみた感想
100Wとかなりのパワーがありますので、葉焼けが怖くて50%の出力で使っています。
それでも、かなり明るく、単純計算で50Wになっているはずですが、パネルA65Wのものよりクリアで明るく感じます。
さらに主観にはなるのですが、アガベがとてもきれいに見える気がするんですよね…

これはアガベチタノタの狼人というネームド株です。
PANEL Xの50%の出力でこんな感じですね。
どうでしょうか?かなりきれいじゃないですか?
画像では伝わらないですかね…
機能的にはAの上位互換だが、AにはAの良さがある
さて、機能的にはパネルXの一択ではあります。
しかしながら、パネルAは選択肢に入らないかといいますと、そうはいきません。
というのも、価格的にX1枚の値段よりA2枚セットの方が安いんですよね。
パネルAは調光機能がありませんので、植物が受ける光量を変えたければ、植物とライトの距離を変えるしかありません。
その点、パネルXは確かに便利です。
ただただ、Aは安い。
このメリットも捨てがたいです。
なので、たくさん育てている人で調光もそんなにメリットと感じないという人はパネルAがおすすめですね。
一方、育てている株が少なく、調子によって光量を変えたいという人はパネルXはとてもおすすめです。
例えば、ストレスカラーが出た場合は光量を下げるとか(ただ、その場合はほかの健康的な株は鉢を底上げして光量を確保する必要はある)
そもそもパネルA65Wのものより最大出力が高いのでパネルAの光量では足りないという人はパネルXを選ぶことになるのかなと思います。
私の使い分けとしては、ある程度安定している株はパネルAで管理し、大きくしたい株はパネルXで光量を調整しながら育てていこうと思っています。
なにより、アガベがきれいに見えるという点で、サムスンのLM301Hの実力を思い知った感じがしますね。
とてもおすすめなので、育成ライトにこだわりたいという人はぜひ検討してください。
