こんにちは!行政書士のマツモトです。
本日は趣味の観葉植物についてのお話。
アガベってたくさん名前がありますよね。
白鯨だったりシーザーだったり…いわゆるネームド株といわれるアガベたちのことです。
これってそもそもなんなのかってアガベを育成し始めたときは疑問に思っていました。
本日はそんなアガベの「名前」について書いていきます。
アガベの種類
名前について書く前に、まずアガベの種類を書いておきます。
まずはアガベチタノタ(オテロイ)について。
今日のテーマである色々な名前を持っているのはこのアガベチタノタという種類のアガベになります。
(オテロイ)と書きましたが、アガベチタノタとアガベオテロイは違う種類だそうです。
ただ、一般的にアガベチタノタのネームド株は厳密にはオテロイなのだとか。
本記事では一般的なチタノタの方で記載していきます。
次にアガベ・ユタエンシス・エボリスピナ。
こちらも人気のアガベになっています。
チタノタと違い細長い葉が特徴のアガベです。
そのほか、人気のある種類としてはアガベ・ホリダというアガベもあります。
そのほか、たくさん種類がアガベにはあります。
エボリスピナにも陽炎というようなネームド株がありますが、今回取り上げるのは主にチタノタのネームド株です。
ネームド株とは
上で紹介したようなアガベの種類の話ではありません。
ネームド株はほとんどがアガベチタノタという種類のアガベです。
とどのつまり、全部一緒です。
ただ、特徴的なチタノタに名前をつけて、その親株から取れた子株たちが名前を引き継いでいるということですね。
語弊がありますが、例えば私が種から育てたオテロイに名前を付けて、それが普及すればネームドになるというわけです。
しかしながら、私のような生産者として名前が知れ渡ってもいない者がアガベに名前を付けたところで、誰もありがたがって買ってくれないわけですよね。
アガベの生産者として信頼を置かれる人が、これはほかのチタノタと全然違う!みたいな株に名前を付ける→みんながそれを欲しがる→子株からさらに子株という風に特徴が受け継がれる→ネームド株になるというような感じみたいです。
うーん、わかりづらいですかね。
ガンダムって知ってます?
例えば、ガンダムとザクはどっちもモビルスーツなのですが、種類が違いますよね。
これがアガベはアガベだけど種類が違うという冒頭のお話になります。
ネームドは、ガンダムの中でも「Zガンダムとゴッドガンダム」のようにガンダムはガンダムなんだけどその中でも名前が違うということになります。
つまり、ガンダムを知らない人からすればZガンダムとゴッドガンダムなんて、どっちもガンダムにしか見えないわけです。
同様にアガベのネームドも、白鯨とシーザーなんてどっちもアガベチタノタにしか見えないわけなんですよね。
…余計にわかりづらくなったな…
実際に見てもらいましょうか!
以下は、私が育てているアガベなのですが、どちらもアガベチタノタです。

こちらはブラックアンドブルーという株です。

そしてこちらは魔丸というネームド株ですね。
まだそこまで特徴が出ていない子株~中株程度の大きさですが、よく見ていただければ全然違う見た目だとお分かりいただけると思います。
ネームド株はコレクション性が高い
アガベは高いネームドになると子株で10万円とかするものもあります。
もちろん、私はそんな株は買えませんが、実際オークションサイトでそんな値段がついているのを見かけると人気の高さがうかがえますよね。
アガベがこれほど人気というか趣味として確立されているのは、ネームドのバリエーションなのかなと思います。
コレクション性がめちゃくちゃ高いんですよね。
フィギュアとかを集めて飾るのが好きな人がアガベを一個でも買ってしまうと、ほぼ間違いなく気づいたら複数のアガベを育てているという事態になると思います。
とはいえ、フリマサイトやオークションサイトでは人気ネームドの名を語った偽物商品も結構あるみたいなので(偽物とはいってもアガベはアガベなのでたとえ偽物でも大切に育ててくださいね)、高額なものを購入する際は注意が必要です。
今度、私のような初心者がある程度安心してオークションサイトなどを利用するためのコツみたいなものを記事にしようと思いますので、その際はぜひまた見に来てください。
それでは今日はこの辺で。