こんにちは。行政書士(登録申請中)のマツモトです。
今回は勉強法について。
特に、電子書籍やiPadをノートと使用しての勉強は可能なのかというテーマで書いていきます。
私は昨年(2024年)の行政書士試験に独学で合格しました。
使ったのはほとんど電子書籍でした。
行政書士試験を受験するにあたり、極力iPadとパソコンを使って勉強して、それが可能かどうかを見極めるというのが一つのテーマでした。
結果、合格もできましたし、紙媒体で勉強することとのメリットデメリットも見えてきたので得るものが多い試験でした。
私の勉強環境について
まずは私の学習環境について書いていきますね。
電子書籍メインということで、iPadはかかせません。
もちろんiPadでなくても、タブレット端末でかまいませんよ。
私はスマホがiPhoneなので、iPadを使ったまでです。
あとはパソコンです。
出先でなく家で勉強するときは、パソコンの画面に肢別やテキストを表示させて使っていました。
出先でや家のリビングで勉強する際はiPadのみでしたが、画面はたくさんある方がはかどるのは間違いないです。
あとはアプリですね。
電子書籍メインということと、iPadでノートを取ると決めていたので、最適なアプリを探しました。
結局、ノートは普段仕事でも使っているGoodnotes6、電子書籍は電子書籍を購入する関係で楽天KoboとKindleにしました。
iPadや電子書籍を使っての学習のメリットデメリット
私自身、「ほぼ」電子書籍メインで学習を進めましたが、メリットがとても多かったです。
一方で、デメリットもありました。
どちらも書いていきますね。
まずはデメリットからいきますね。
デメリット
デメリットとして、パラパラとめくるような動作ができないことです。
これは辞書として使いたいテキストには致命的で、紙の書籍であれば、確かこの辺だったよなと該当ページを開くことができますが、電子書籍ではそれが難しい。
そのため、頻繁にめくる六法だけは、紙の書籍をメインに使いました。

このように、テキスト自体はほぼ電子書籍のみを使ったので、めちゃくちゃ綺麗な状態ですが…

六法だけはボロボロになりました。
あと、特に学習初期に困ったのが、あとどれくらいのページがあるのか体感で分かりづらいというものがあります。
例えば、行政書士試験には行政法という分野があるのですが、行政法を勉強していてあとどれだけページが残っているのかがわかりづらいです。

学習が進んでくれば、肢別とかは何周も回すので、今何ページということはあと何ページあるというようにわかってきますから、このデメリットは特に学習初期に困った点でした。
メリット
続いて、メリットを書いていきます。
まず、隙間時間で勉強できること。
勉強したいけどテキストを持ってないとかノートをちょっとみたいけどノートを持ってきていないとかってよくあるじゃないですか。
そういうときも、スマホはいつも持ち歩いているし、たいていの場合iPadも携帯しています。
そのため、隙間時間の勉強には本当に便利です。
また、持ち運びにも有利ですよね。
紙媒体をメインに学習するとなると、あれもこれもと持ちあることは現実的ではありません。
外で勉強する際は、「今日は民法をやろう」という風にきめて、分冊テキストと肢別本を持ち、六法とノートを持っていくことになると思います。
これだけでもかなりの分量ですが、民法をやっていて、ふと商法ではどうだったっけ?となってしまえば、その場にはテキストがないわけです。
そうなると、次からはもっとたくさん本を持っていくことに…
つまり、学習が進むにつれ、外で勉強する際はあれこれと本が増えていきます。
その点、iPad1つあればすべての書籍を持ち運べるわけですから、このメリットはとても大きいです。

実際はこの量の比ではなく、iPadの方には判例集やニュース検定のテキストなども入っているため、さらに多くの書籍を持ち運んでいることと同じになります。
次に、ノートについて。
ノートもできれば民法や行政法といった科目ごとにわけたいじゃないですか。
そういう時にGoodnotes 6であれば、ノートを気軽に分けて作れます。
また、フォルダわけもできるので、普段仕事で使っているノートとも分けておくことができます。
テンプレートも豊富で、方眼や普通の線、白紙、カレンダーまでありますよ。
私は普段のノートは方眼、学習記録はカレンダーのテンプレートを使用していました。
また、単語帳のような機能もあるので、オリジナルの単語帳というか一問一答形式の問題を自分で作って暗記分野は乗り切りました。
こういったすべてが、iPadで完結するのは本当に便利です。
また、iPhoneと連動することで、iPadを持ってないときでも学習ができます。
ノートに書くという動作はやりにくいですが、特に先ほど紹介した単語帳機能はiPhoneでも十分便利に使えるので、仕事で人を待っているときなんかにはかなり便利でしたね。
また、クラウドで同期していますので、ノートの紛失や破損を気にしなくてよいです。
ノートにドリンクをこぼしてしまうといったことや、ルーズリーフに書いたんだけどどこにやったっけなんてことは、私も経験してきましたので、こういったことを気にしなくていいということは本当に良かった点ですね。
iPadをメインに据えて紙媒体とも併用しよう
さて、私の結論です。
電子書籍で学習は十分できます。
ただ、辞書的なもので頻繁に開くもの、行政書士試験で言うと六法は、携帯性のよい大きさのものを紙媒体で用意した方が便利です。
六法でいうと、合格革命テキストの分冊六法を私は愛用していました。
ただ、メインで使う肢別やたまに見るだけのテキストなんかは電子書籍が便利でした。
重たい本を持ち運ばなくていいという点が、外出の機会の多い社会人にとってはありがたかった。
また、ノートもiPadにとった方が断然効率的です。
私としては、iPadを活用した学習スタイルを推していきたいですね。
というわけで、本日は電子書籍を使った学習方法についてでした。
このブログでは、行政書士試験の攻略法なんかも書いていますので、他の記事もぜひ読んでみてください。
